CARTEは、「KARTE for App」のSDKを検証するためのサンプルアプリケーションです。
このサンプルアプリケーションでは、KARTE for App SDKの基本的な機能を試す事が可能です。
- iOS 12.0+
- Xcode 10.2+
- Swift 5+
- Node.js 10.10+
このサンプルアプリケーションでは、バックエンドに「Firebase」を採用しております。
そのため事前にFirebaseのセットアップが必要になります。
- Authentication
- Cloud Firestore
- Cloud Messaging
- Cloud Storage
- Hosting
以下のログインプロバイダを有効にしてください。
- Email and password based authentication
- Anonymous auth
以下の通りセキュリティルールを設定してください。
service cloud.firestore {
match /databases/{database}/documents {
match /{document=**} {
allow read, write: if request.auth.uid != null;
}
}
}
「APNs Auth Key」を設定する必要があります。
詳細はこちらをご覧ください。
デフォルトバケットを作成する必要があります。 Firebaseコンソールにアクセスして、デフォルトバケットを作成してください。
Hostingを利用するためには、Firebase CLI
が必要になります。
こちらを参考に設定を行ってください。
また以下のHTMLファイルに、KARTEの計測タグを設置する必要があります。
計測タグの設置方法に関しては、こちらをご覧ください。
- hosting/public/order.html
- hosting/public/complete.html
サンプルアプリケーションを利用するために、事前に初期データをFirebaseに投入する必要があります。
初期データ投入スクリプトは node.js
で書かれており、いくつかのパッケージに依存しています。
スクリプト実行前に、依存パッケージをインストールしてください。
cd carte/firebase/fixture
npm install
carte/firebase/fixture
ディレクトリに、こちらから取得したサービスアカウントキーを配置してください。
その上で、スクリプト(carte/firebase/fixture/index.js)を修正します。
- 2行目の
<YOUR_SERVICE_ACCOUNT_KEY>
部分をファイル名に置き換える - 7行目の
<YOUR_PROJECT_ID>
部分をFirebaseプロジェクトIDに置き換える
以下のコマンドを実行して、初期データの投入を行ってください (コマンドの実行には Node.js v10.10 以上が必要です)
cd carte/firebase/fixture
node index.js
引き続き、以下のコマンドを実行して、HTMLコンテンツのホスティング処理を行なってください。
cd carte/firebase/hosting
firebase deploy
サンプルアプリケーションをビルドするためには、CocoaPods等のツールを事前にインストールしておく必要があります。
以下のコマンドを実行してください。
cd carte/CARTE
bundle install --path vendor/bundler
サンプルアプリケーションは、いくつかのライブラリに依存しています。
以下のコマンドを実行して、依存ライブラリのインストールを行なってください。
cd carte/CARTE
bundle exec pod install
サンプルアプリケーションを実行するには、数カ所コードの修正を行う必要があります。
CARTE/CARTE/Configuration.swift
の修正 (ソースコードコメントを参考に以下3箇所を修正)
- applicationKey
- webContentHostingURL
- deeplinkBaseURL
CARTE/CARTE
ディレクトリ直下にGoogleService-Info.plist
を配置
GoogleService-Info.plist
の取得については、こちらをご覧ください。
Xcodeを起動して、「⌘ + R」キーを押しビルドを行います。
各種設定が問題なく行われていれば、ビルドが成功し、アプリケーションが起動するはずです。