オタクの永遠の悩み。それは家が狭いことです。
0㎡ の部屋は当然狭く、 N㎡ の部屋が狭いとき 1㎡ 広くなったところで部屋は狭いままです。
どれだけ面積が増えても家は常に狭いということが数学的に証明できました。
まぁこんな数学的な裏付けなど無くとも、オタクなら全員本能で気づいていることでしょう。
家がどれだけ広くても荷物で埋めることができる と。
さらに、最近では新型コロナのおかげで リモートワーク が普及してきています。 このリモートワークというやつは大量の面積を消費し、これによりオタクでない人間も家の狭さに気づくようになってきました。
この本は、そんなオタクかつリモートワーカーの人間の部屋選びの経験から、リモートワーク時代にふさわしい家の条件を探っていきます。 そして第2子妊娠発覚からの物件探し、ローン審査との戦い、一方で日々現実感を増す経営危機、サービス終了、大量解雇、日々迫るタイムリミット。明後日、そんな先の事はわからない。 人生最大の買い物を全力でRTAした男による激動の6ヶ月間のドキュメンタリー。