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Japanese-Accent-Circle/japanese-accent

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日本語アクセント

2拍以上の付属語(大部分)

だ\った な\ど か\も さ\え
だ\って な\のだ だ\らけ し\か
だ\と な\ので こ\そ す\ら
で\した な\のに    
で\す な\ら    
で\は な\らば    
で\も な\んか    
と\か な\んて    
と\は に\は    
と\も に\も    
だろ\う の\み    
でしょ\う      

例外あり

接尾

平板型

  • 〜的(てき)例:科学的、機械的、劇的、人工的、比較的
  • 〜表(ひょう)例:試算表、早見表、時間表
  • 〜語(ご)例:日本語、英語、フランス語
  • 〜製(せい)例:和製、官製、布製、竹製、自家製
  • 〜上(じょう)例:ネット上、一身上、教育上、歴史上、形而上
  • 〜化(か)例:映画化、機械化、自由化、高齢化、マンネリ化
  • 〜家(か)例:評論家、空想家、努力家、小説家、落語家、柔道家、社会奉仕家合氣道家
  • 〜なりに 例: 私なりに不器用なりに彼女なりに大学生なりにいいなりそれなり
  • 〜帳(ちょう)例: 日記帳閻魔帳、写真帳、出納帳現金出納帳
  • 〜場(じょう)例: 運動場
  • 〜品(ひん)例:輸出品食料品
  • 〜課(か)例:経理課、秘書課、会計課
  • 〜色(いろ)例:黄色、緑色、顔色、赤色、青色
  • 〜戦(せん)例:模擬戦延長戦新人戦、騎乗戦、空中戦、持久戦 ※例外:決勝戦 [3]
  • 〜性(せい)例:柔軟性植物性、経済性、アルカリ性
  • 〜病(びょう)例:肝臓病、伝染病高山病生活習慣病、成人病、潜水病、糖尿病、水俣病
  • 〜系(けい)例:力学系、生態系、神経系、開放系
  • 〜制(せい)例:小選挙区制、会員制、共和制
  • 〜選(せん)例:市長選、衆院選
  • 〜党(とう)例:共産党、民主党、保守党、共和党、社会党、公明党
  • 〜用(よう)例:工業用、婦人用、家庭用、実験用
  • 〜人(にん)例:被告人、案内人、保証人 ※例外:支配人[2] ([0]も可)
  • 〜票(ひょう)例:浮動票、住民票、調査票
  • 〜屋(や)例:ラーメン屋、ケーキ屋、技術屋、頑張り屋、植木屋、気取り屋、喧し屋、寂しがり屋、分からず屋、皮肉屋
    • 2泊は中高:肉屋[2]、八百屋[2]、店屋[2]、蕎麦屋[2]、パン屋[2]、事務屋[2] ※事務屋は[0]も可
  • 〜所(しょ)例:裁判所、駐在所、研究所、出張所 ※尾高型でも可 ※例外:事務所 [2]
  • 〜書(しょ)例:契約書、請求書、報告書 ※尾高型でも可 ※例外:私文書[2]、教科書[3]
  • ~塔(とう)例:金字塔、斜塔、管制塔、石塔、尖塔、堂塔、鉄塔、仏塔。
  • 〜者(もの)例:無礼者、働き者、剽軽者、小心者、卑怯者
  • 〜流(りゅう)例:小笠原流、観世流、二刀流、三流、自己流
  • 〜体(たい)例:立方体、直方体、多面体、楕円体、回転体、水晶体、松果体、生物体、動物体、植物体、生活体、前葉体、病原体、共同体、自治体、組織体、統一体、有機体、生命体、集合体、連合体、共同企業体、軍産複合体、混合体
  • 〜法(ほう)例:治療法、表現法、消去法、解決法
  • ~線(せん)例:境界線、水平線、地平線、東海道線、環状八号線、紫外線、赤外線、宇宙線
  • 〜中(ちゅう)例:休業中、冷房中、霜取り中、取り込み中、血液中、アル中

中高型

  • 〜\員(\いん)例:銀行員公務員会社員事務員作業員
  • 〜\者(\しゃ)例:文学者夢遊病者賛成者、加害者、被害者
  • 〜\内(\ない)例:年度内
  • 〜\外(\がい)例:市外、問題外
  • 〜\学(\がく)例:物理学、言語学、心理学、形而上学
  • 〜\下(\か)例:支配下、形而下、占領下、意識下
  • 〜\力(\りょく)例:理解力、政治力、労働力
  • 〜\感(\かん)例:倦怠感、焦燥感、解放感、幸福感
  • 〜\期(\き)例:転換期、老年期、思春期、倦怠期
  • 〜\面(\めん)例:衛生面、経済面、切断面、几帳面 ※几帳面の場合は「きちょうめ\ん」も多い。
  • 〜\率(\りつ)例:円周率・回転率・稼働率・株価収益率・完全失業率・屈折率・建蔽率・自己資本比率・市場占有率・視聴率・就学率・出生率・租税負担率・体脂肪率・弾性率・致死率・致命率・聴取率・抵抗率・配当率・反射率・防御率・容積率・罹患率
  • 〜\権(\けん)例:参政権、選挙権、相続権、団結権、代表権、所有権、制海権、賃借権
  • 〜\省(\省)例:外務省、環境省、経済産業省、厚生労働省、国土交通省、財務省、総務省、農林水産省、法務省、文部科学省文部省、大蔵省、厚生労働省、法務省
  • 〜\視(\視)例:重要視、怪物視、疑問視、問題視、困難視、白眼視
  • 〜\令(\令)例:戒厳令、廃刀令
  • 〜\物(\ぶつ)例:遮蔽物、危険物、郵便物
  • 〜\費(\ひ)例:交際費、光熱費、人件費
  • 〜\詞(\し)例:形容詞、接続詞、前置詞

注意:アクセント核は撥音「ん」、長音(「い」、「う」など)、促音「っ」、無声化した音(「く」など)にはない。代わりに前の拍に移る。例:ぶんが\くしゃ、むゆうびょ\うしゃ、さんせ\いしゃ、かが\いしゃ

接頭

毎〜

まず[0] [0]でもいい [1]だけ
毎回 毎朝 [1][0] 毎日〔名詞〕(毎日を大切に生きる)
毎巻 毎時間 [3][0] 毎個
毎期 [0][1] 毎日 [1][0]〔副詞的用法〕  
毎月(まいげつ) 毎晩 [1][0]  
毎月(まいつき)    
毎号    
毎週    
毎度    
毎年(まいとし)    
毎年(まいねん)    
毎夕    
毎夜 [0][1]    
毎時 [0][3]    
毎秒    
毎分    
毎会    
毎冊    

頭高

次に来る語のアクセントはそのまま残る。例:被選挙権(ひ\せんきょ\けん)

1泊

  • 被〜(ひ\〜)例:被選挙権、被修飾語、被支配者
  • 非〜(ひ\〜)例:非生産的、非現実的、非科学的、非日常的、非日常
    • 二字熟語につく場合は「非○\」というパターンもある。例:非衛生[2]、非課税[2]、非公開[2]、非合法[2]、非合理[2] 等。「非日常」も[2]が可。

注意:ほとんどの場合は接頭辞にアクセントをつけずに発音してもいい。例:ひ\せんきょけ\ん → ひせんきょけ\ん

2泊

  • 脱〜(だ\つ〜)例:脱炭素化、脱原発、脱グローバル化、脱漢籍
  • 相〜(あ\い〜)例:相対する、相反する、相済まぬ、相容れぬ、相異なる、相伴う、相携える、相通ずる ※例外:相乗り[0]、相変わらず[0]、相持ち[0]等

接頭語「御」によるアクセント変化

接頭語「御(お/ご/み)」がつくとアクセント核が変わることが多々ある。下記はそのパターンを網羅している。

  • 平板型 → [2] 例:お電話、ご駄賃、ご褒美、お車、お仕事、お手拭い、お子、ご無用、お丼、ご足労、ご指導、お洋服、お洗濯、お盆(注2)
  • 中高型 → [2] 例:お付き合い (※このパターンは稀)
  • 尾高型 → [2] 例:お寿司、お肉、お粉、お捻り、お零れ、ご沙汰
  • 頭高型 → [0] 例:お湯、お米、お声、お船、お猿、おいくつ、ご堂、ご神体
  • 中高型 → [0] 例:お願い、お得意、お手本、お墨付き、ご用達し
  • 尾高型 → [0] 例:お休み、お花、お店、お米、お寺、お部屋、お言葉、お宝、み心、お成り

注意:アクセント核が異なる単語のみ示す。箸(は\し)[1] → お箸(おは\し)[2] のようなアクセント核の変化を起こさない単語は除く。

注意2:「物を乗せて運ぶのに用いる緑の浅い平たい器」の意で用いられるときは[0]と発音される。詳しくは下記の「使い方によるアクセント変化」を参照。

使い方によるアクセント変化

  • 誰も(だれも)

    • 肯定文 → [1] (例:彼らは誰も疲れ切っていた)※「誰もが」は[1]
    • 否定文 → [0] (例:部屋には誰もいない)
  • 都合(つごう)

    • 名詞 → [0] 「一身上の都合、資金を都合する」
    • 副詞 → [1] 「代金はつごう2000円です」
  • 多分(たぶん)

    • 名詞・形容動詞 → [0] 「多分に疑わしい点がある」「多分の寄付を受ける」
    • 副詞      → [1] 「たぶん君が正しいと思う」
  • 全く(まったく)

    • (〜わからない)→ [0] (例:まったくわからない、約束をまったく忘れた)
    • (〜の)   → [4] (例:彼はまったくの素人だ)
  • ちょっと

    • (〜は)       → [3] 「その道でちょっとは知られている」
    • (〜待ってもらいたい)→ [1] 「ちょっと待ってもらいたい」(※[0]も可)
  • 頼み(たのみ)

    • 頼みごと → [3] 「君に個人的に頼みがある」
    • たより → [1] 「頼みとするのは君ひとりだ」(※[3]も可)
  • 大勢(おおぜい)

    • 名詞 → [3] 「大勢で出かける」
    • 副詞 → [0] 「人が大勢集まる」
  • 事(こと)

    • 一般的には[2]
    • 「こと〜に関する」などの形で → [1] or [2]
      • 「こと〔=仮にも問題が〕推理小説となると、私は黙ってはいられない」『新和英大辞典』(第五版〜第七版)
      • 「こと酒となるとあの男は実にうるさい。」『新和英大辞典』(第五版)
      • 「こと女に関する限り、あの大学者もただの男だ。」『新和英大辞典』(第五版)
      • ※前述の用法は「事」として登録されているため、[2]が一般のアクセントと思われる。しかし、「殊に」に似たような用法であるためか近年声優まで[1]と発音することも多々ある。実際例としては この録音 を参照されたい。どれが伝統的なアクセントかは不明。裏付けとなるような情報をご存知の方がいらっしゃったら、Issue やプルリクエストで教えていただけると大変ありがたく思います。
  • 時(とき)

    • 名詞としては[2]
      • 「時が来た」
      • 「時と場合による」
      • 「時の流れ」(※一般的に格助詞「の」にアクセントは置かれていない)
    • 形式名詞としては[1]
      • 「駅を出たときは晴れていた」
      • 「この時、その時、あの時」
  • 限り(かぎり)

    • 名詞としては[3]
      • 「限りがない」
    • 「この限りにあらず」「この限りではない」「この限りでない」などの形で[1]
    • 形式名詞としては[1]
      • 「高低アクセントの発声・発音をするかぎり、この傾向に歯止めはかからないだろう。」
    • 接尾としては[1]
      • きょう限り[3]、根限り[3]、身代限り[5]、その場限り[4]、それ限り[3]
  • お盆

    *(〜に帰省する) → [2] *(〜で運ぶ) → [0]

TODO:

  • ところ (名詞/形式名詞?)
  • 大体
  • あまり

アクセントの変遷

辞書に載っているのとは異なるアクセントで発音されることが多い語の例

言葉 近代のアクセント傾向 参考書 載っているアクセント
業者 [0] NHK日本語発音アクセント新辞典 [1]
案件 [3] NHK日本語発音アクセント新辞典 [0]
口角 [1] NHK日本語発音アクセント新辞典 [0]
[1] NHK日本語発音アクセント新辞典 [0]
人権侵害 [5] NHK日本語発音アクセント新辞典 [0][5]
快楽 [1] NHK日本語発音アクセント新辞典 [0][1]
荷馬車 [0] NHK日本語発音アクセント新辞典 [2]
未知数 [2] NHK日本語発音アクセント新辞典 [3][2]
飢饉 [1] NHK日本語発音アクセント新辞典 [2][1]
菜箸 [1] NHK日本語発音アクセント新辞典 [3][0]
かぎばり [0] NHK日本語発音アクセント新辞典 [2][3]

注意:変化しつつあるアクセントである。しかし、以前のアクセントで発音されることもある。

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