Cloud Automator CLI (ca
) は、Cloud Automator のトリガージョブと後処理の情報をエクスポート・インポートするためのコマンドラインツールです。
- インストールスクリプトを実行する
インストールスクリプトは ~/.local/bin
, ~/bin
, /usr/local/bin
の順番で書き込み可能なディレクトリを探して、最初に見つかったディレクトリにインストールします。
curl -sSf https://raw.githubusercontent.com/CloudAutomator/cli/main/install.sh | sh -s
Note
インストール先を指定したい場合は BINDIR
環境変数を設定して実行してください。
curl -sSf https://raw.githubusercontent.com/CloudAutomator/cli/main/install.sh | BINDIR=~/.cloudautomator/bin sh -s
- Cloud Automator CLI が正しくインストールされたことを確認する
ca version
command not found
と表示される場合、インストール先のディレクトリが PATH
に含まれているかを確認してください。
- Releases から、Windows のZIPパッケージをダウンロードします
- ダウンロードしたパッケージを解凍します
- スタートメニューを開いて「環境変数」を検索、「システム環境変数の編集」をクリックします
- 「環境変数」ボタンをクリックします
- 「<ユーザー名> のユーザー環境変数」ボックス内の
Path
をクリックして選択、「編集」ボタンをクリックします - 「新規」ボタンをクリック、(2) で解凍したフォルダのパスを指定します
- PowerShell、もしくはコマンドプロンプトで Cloud Automator CLI が正しくインストールされたことを確認します
ca version
Cloud Automator CLI を利用するには、APIキーを環境変数に設定する必要があります。 APIキーの取得方法については、以下のサービスマニュアルを参照してください。
export CLOUDAUTOMATOR_API_KEY="APIキー"
set CLOUDAUTOMATOR_API_KEY=APIキー
$Env:CLOUDAUTOMATOR_API_KEY="APIキー"
すべてのジョブの情報をエクスポートする。
ca jobs export
IDを指定してジョブをエクスポートする。
ca jobs export --id <job_id>
エクスポートした結果の出力形式を指定する。
# 例: YAML形式で出力する
ca jobs export --id 1234 --output yaml
# 例: JSON形式で出力する
ca jobs export --id 1234 --output json
すべての後処理の情報をエクスポートする
ca post-processes export
IDを指定して後処理の情報をエクスポートする
ca post-processes export --id <post-process-id>
エクスポートした結果の出力形式を指定する。
# 例: YAML形式で出力する
ca post-processes export --id 1234 --output yaml
# 例: JSON形式で出力する
ca post-processes export --id 1234 --output json
ファイルを指定してジョブをインポートする
ca jobs import <filepath>
ファイルを指定して後処理をインポートする
ca post-processes import <filepath>
全てのジョブのインポート結果を確認する
ca jobs import-results
IDを指定してジョブのインポート結果を確認する
ca jobs import-results --id <import-id>
全ての後処理のインポート結果を確認する
ca post-processes import-results
IDを指定して後処理のインポート結果を確認する
ca post-processes import-results --id <import-id>
インストールの手順と同様に、インストールスクリプトを実行してください。
最新のバージョンのバイナリがダウンロードされ、古いバージョンのバイナリが上書きされます。
バイナリを削除することでアンインストールできます。
# バイナリがインストールされているディレクトリを確認する
which ca
~/.local/bin/ca
# バイナリを削除する
rm ~/.local/bin/ca
# バイナリがインストールされているディレクトリを確認する
where ca
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Programs\ca\ca.exe
# バイナリを削除する
del C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Programs\ca\ca.exe