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History

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インド英語(Ch.7)

インドにはもともとたくさんの言語が存在していた。1961年時点で数えられる言語は1652種類も存在している。公用語はヒンディー語だけど、憲法とかは英語で書かれていて、英語は準公用語という位置づけになっている。そうはいっても国内の10億人は英語を話していない。インドで話される英語のことをIndian English(IE)という。

歴史

1659年にイギリスのエリザベス女王がインドとのつながりをもったことから始まる。 1813年に啓蒙活動が活発になった。 1835年にインド人の英国化が推進され、英語を主とした大学などが作られ始める 1967年に英語が準公用語になった

教育

Theree Language Formulaといい、学校では3つの言語を教えるようになった。 必修科目はヒンディー語と英語で、選択科目として母語(地域の言葉・方言)である。 沖縄で言えば、日本語が必修で受けなければならず、英語も必修。そして秋田弁とか博多弁とか琉球方言とか好きな言語を1つ選択科目として履修するイメージ。

発音的特徴

  • インドには二重母音が存在しない
  • RPでは/oʊ/,/eɪ/だがIEでは/o:/,/e:/ 母音が長くなる。(mora:伯が長くなる)
  • RPでは/ɜ:/,/a/,/ʌ/と区別するがIEでは/ə/に統一される。schwa便利やね。
  • RPでは/ɒ/,/ɔ:/だが/ɒ:/となる
  • RPでは/v/,/w/(fricative)だがIEでは/ʋ/(接近音)に変わる
  • RPの/t/,/d/はIEでは/ʈ/,/ɖ/になる
  • RPの/θ/,/ɡ/はIEでは/t/,/d/になる

語彙的特徴(インド特有の単語運用)

  • face-cutの意味は履歴
  • important -> 必須な

文法的特徴

  • yes/no confusionがみられる。アフリカ英語や日本語にもあるやつ。
  • 間接疑問文の際、語順が変わったりする。
    "tell me where you can meet us"が"tell me where can you meet us."となる。
  • 原形を使うところで進行形にしたりする(I'm knowing thatみたいに)
  • 直接的な要求・依頼をする(I want ~, I need ~)。イギリスでは間接的に(Would you ~)ってなるよね。
  • イギリスでは無礼な言い方(Will you ~)がインドでは普通

スリランカの英語

インド南部にある孤島スリランカの英語事情について

スリランカの言葉

もともと2つの言語がスリランカには存在していた。1つがシンハラ語でもう一つがタミル語。シンハラ語はいわゆるスリランカのエリート層が使う言葉だったため、広く社会に浸透していた。そうなってくるとタミル語使う人はシンハラ語も勉強する必要があった。つらたん。シンハラ語ユーザーは保身のためにも英語をかたくなに使おうとしなかった。

歴史

1832年 江戸末期のころ、なんと英語推進の流れで640の私立校で英語を使った授業が行なわれいた。日本鎖国してる場合じゃなかった。州立校ではプライドがあり、母国語で授業が行なわれていた。

1970年代 シンハラ語が公用語になった 1990年代 シンハラ語はついに国語へ昇進 現代 とはいっても若い人たちは英語をバンバン使ってたりするので、シンハラ語と英語のcode mixinが生じている。