- BSAE - Black South African English
- 1960〜70年代にISAEがL1になった。このISAEは1860年以降、南アフリカに来たインディアン移民が使っていた言葉。
要点は3つだけ。アフリカ人は日本人と似ていて子音の扱いが苦手っぽいよね。
- Fricative(摩擦音/f,v,ʃ, ʒ, θ, ð/)は避けられている。アフリカ人にとって苦手。
- ネイティブの音と比べて変わってくる音
- /ʌ/ -> /ɔ/
- /ə:/ -> /ə/
- /ə/ -> /a/
- Consonant Clusterがない
CCVCのとき、CVC
CかCVCCもしくは、CVCVCってな感じになる。たまにCVC|CVってなるときもあるらしい。ここテストでるで。
覚えきれるかハゲって感じなんだけど、選択問題か「わかるもの3つ述べよ」とかを期待してヤマはっとこう。
- inflectional endings(接尾辞)はついたりつかなかったりテキトー
- 時制は厳密には使われてない
- 状態動詞(know, haveとか)でもing系が使われたりする
- 前置詞の使われ方が厳密ではない(無視されたりする)
- 不定詞の使われ方も雑
- 名詞の数え方も厳密ではない。複数形になったり、数えきれない名詞を数えようとしたり。
- whom,whoseなどの似た音を使うのを避ける
- advicesのようにむやみやたらに複数形をつけがち
- 冠詞・決定詞がむしされがち(日本もそうだよね)
- 性別によって使われる単語や文法に変化はない(スペイン語と真逆だね)
- 副詞が形容詞みたいに使われることもある
- アフリカの言語を基盤にしているため、Vの前で再度主語確認することがある。(例:Tom and Bob, they have been studing Japanese.)
- Negative yes/noが必ずしも否定で返答されないことがある。(日本と同じく、”〜しないよね?"って聞かれたら、"うん、しないよ。"みたいに肯定っぽく返す
- "isnt't it?"みたいに最後に否定を置いて疑問文にする使い方がある(それ普通じゃん...)
- 推量・遠回しな言い方でお願いしたり断ったりしがち
- 語順はてきとー。スペイン語っぽいね。
アフリカはまだ発展途上国ということもあり、世界的な学問的貢献を果たそうとするとなるとやはり国際的にはやっぱり英語を推進させるべきだ、っていう流れになっている。 ただ、現在アフリカにはアフリカ独自の英語が存在するため、RPやGAのような英語を学校で教えるべきか否かみたいな問題が生じている。これは文化的問題でもあるため、政府も苦い思いをしている。また、先生がRPなどを教えきれるかっていう問題もあっていろいろと難しい局面にあるらしい。